プラグインで簡単にWordPressの表示速度UP!キャッシュ系プラグイン『WP Super Cache』導入でどれだけ表示速度が早くなるか調査してみた
最終更新日:2015/10/20
こんにちは、藤田です。
ここ数日、急に暖かくなってきましたよね。
そのせいなのか、起きる時間が遅くなってしまい、
家を出るまでバタバタする日が続いています。
遅刻する前に、目覚ましの音を大きくして
起きる時間を早くしないといけないと思っています。
実は起きる時間の他に、もう一つはやくしたいモノがあります。
それはWordPressサイトの表示速度です。
記事の目次
WordPressの表示速度が遅い!
現在私が個人的に管理しているWordPressのサイトで表示が遅いものがあります。
我慢できないほどではないにしても、タイムラグがあるというか
なんというか、遅いんです。
表示速度はユーザビリティに直結するため
SEOに影響を与えると言われています。
サイトの表示速度の改善方法
表示速度を改善する方法はいくつかあると思います。
そこでまず、サイトの表示速度を改善する方法を考えてみます。
1.レンタルサーバーの引っ越し
2.サイトに設定している画像の軽量化もしくは削除
3.スタイルシートや画像等のリンク切れなど、ソースの確認
4.キャッシュ系プラグインの導入
パッと思い浮かぶ限りだと、表示速度を改善する方法はこんな感じだと思います。
キャッシュ系プラグイン『WP Super Cache』
今回はWordPressのキャッシュ系プラグインとしては有名な
『WP Super Cache』を、導入前、導入後の表示速度を測定し、
その効果を確認しました。
余談ですが、近年はWordPressが快適に動作するように
WEBサーバーやDBなどのパラメータを調整したWordPress専用プランが各レンタルサーバー業者からリリースされています。
正直なところ、専用プランにサイトを引っ越しするのが一番効果的だと思いますが
ホームページやブログサイトを引っ越しするのは面倒!というかできない!という方は
まずはこの記事を参考にしてみてください。
契約しているプランによっては、
CPUやメモリーなどのサーバーリソースのスケールアップができるところもあるので
契約プランのオプションなどを確認してみるのも手かもしれません。
プラグイン導入前、導入後の表示速度の比較①
それでは今回導入したキャッシュ系プラグイン『WP Super Cache』の
導入前、導入後の表示速度の測定結果からプラグインの効果を評価していきます。
ではシンプルなブログサイト(トップページが934KB程度)を使った測定結果を見ていきます。
表示測定に使用したのは『Webwait』というサイトです。(最近閉鎖したかもしれません)
プラグイン導入前の平均表示速度:1.32秒
プラグイン導入後の平均表示速度:1.08秒
結果として
『WP Super Cache』導入により、表示速度が0.24秒早くなりました。
パーセンテージとして表示速度は18.2%の改善・高速化が見られました。
プラグイン導入前、導入後の表示速度の比較②
もう一つ、画像多めの少々重いサイト(トップページが3.1MB程度)にて
同じ条件下で効果を検証しました。
以下、その結果です。
プラグイン導入前の平均表示速度:5.70秒
プラグイン導入後の平均表示速度:4.65秒
こちらも『WP Super Cache』導入により、表示速度が1.05秒早くなりました。
パーセンテージとして表示速度は18.4%の改善・高速化が見られました。
プラグイン導入前、導入後の表示速度の比較③
続いてトップページが1.0MB程度の別のWordPressサイトでも
『WP Super Cache』を試しました。
プラグイン導入前の平均表示速度:2.23秒
プラグイン導入後の平均表示速度:2.04秒
こちらも『WP Super Cache』導入により、表示速度が0.19秒早くなりました。
パーセンテージとして表示速度は8.5%の改善・高速化が見られました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
3つのサイトで検証した結果『WP Super Cache』を導入することで、
サイトの表示速度は約8~18%改善されることが実証されました。
劇的な改善とまでは言えませんが、
効果が実感できる程度の変化は得られました。
検証したサイト数が少ないので、これだけで結論を出すには物足りませんが
この検証結果をみてやる気が出た方、是非、参考にしてみてください。
※ただし、導入時には事前にバックアップを取るなど、自己責任でお願いします。