【拡散希望】Google Analytics(ユニバーサル アナリティクス)でスマホの電話番号タップをコンバージョン測定する設定方法
最終更新日:2014/12/11
この記事を書いているのは2014年12月3日です。
今年ももう師走。
残すところ、あと28日です。
実は昨日、高熱でお休みをいただきました。
前日の仕事中から徐々に体調が悪化し、お昼過ぎには背中がゾクゾクし始めていたのですが、
栄養ドリンクを飲んで寝てれば治るだろう!と思っていたのが大きな間違いで
翌朝(昨日)になっても寒気がおさまらず、
体温計が38度5分を示したところで心が折れました。
家族も会社の同僚もみんな元気なので、出勤中の満員電車でうつされたに違いありません。
みなさん、このシーズンは通勤中もマスクは必須ですよ!
さて、本題です。
最近のスマホサイトは、サイト内の電話番号をタップすると、スマホから直接電話を掛けられますよね?
あの画面タップは、コンバージョン(=成果)としてGoogle Analyticsでしっかり測定する必要がありますよね。
設定方法を調べてみましたのですがGoogle Analyticsのユニバーサル アナリティクスの情報が少なすぎ。
しかも情報が断片的だったりして、タグの設定に1時間もかかってしまいました。
そこで、スマホの電話番号タップをコンバージョンとしてしっかりと測定する手順をわかりやすく説明します。
問い合わせフォームのサンクスページにコンバージョンタグを設置するだけの時代は終了です。
難しそうですが、時代に取り残されないようにトライ!
記事の目次
Google Analyticsの設定画面 目標メニューを開く
Google Analyticsにログインして『アナリティクス設定』をクリックして
『ビュー』の『目標』をクリックします。
Google Analytics 新しい目標を追加
『新しい目標』をクリックします。
Google Analytics 目標設定
『テンプレート』の『お問い合わせ』の中から『お問い合わせ』のラジオボタンをクリックします。
『次のステップ』をクリックします。
Google Analytics 目標の説明
『目標の説明』の『名前』にコンバージョンの名前を付けます。
名前は何でもいいのですが、今回は何も考えずに ”電話番号タップ コンバージョン” と付けましょう。
『タイプ』は『イベント』のラジオボタンをクリックします。
『次のステップ』をクリックします。
Google Analytics 目標の詳細
『目標の詳細』の『イベント条件』を設定します。
カテゴリ | 等しい | smartphone |
アクション | 等しい | phone-number-tap |
ラベル | 等しい | main |
値 | 上回る | (未設定) |
(※画像は”footer”と表示されていますが、とりあえず”main”と設定してください。)
『コンバージョンの目標値としてイベント値を使用』は『はい』のまま変更しません。
『目標を保存』をクリックします。
Google Analytics側の設定はこれだけです。
『目標』を設定すればOKです。
※画像では『目標』を2つ設定しています。
ウェブサイト(スマホサイト)側のソースにイベントトラッキングのタグを設置
続いて、スマホサイトのソースにイベントトラッキングのタグ(コード)を設置します。
イベントトラッキングの意味がわからなくてもOKです。
無視してガンガンすすめちゃいましょう。
タップしたら電話がかかるようにするコードとして、こんな感じになっていると思います。
※電話番号は実際に利用するものに置き換えてください。
1 |
<a href="tel:0352107746" >TEL:03-5210-7746</a> |
それをこんな感じにイベントトラッキングのコードを追記して変更します。
1 |
<a href="tel:0352107746" onclick="ga('send', 'event', 'smartphone', 'phone-number-tap', 'main');">TEL:03-5210-7746</a> |
これですべて設定完了です。
実際に電話番号をタップしてコンバージョンを測定
こんなんで本当に電話番号タップのコンバージョンが測定できるようになっているの?
そうでしょう。不安でしょう。私も不安です。
Google Analyticsでコンバージョンされている様子を
自分の目で確認しないと納得いきませんよね。
では早速、タグを設置したサイトをスマホで開いて、電話番号をタップしてみてください。
Google Analyticsのリアルタイムのコンバージョンのメニューを開くと
こんな感じで、しっかりとコンバージョンとして測定されているのがわかります。
これでようやく心の中でつぶやけます
「よっしゃ!」
ってね。
イベントトラッキングコードの基本構造について
勉強好きの方のために、イベントトラッキングのコード構造について説明します。
とりあえず設定できればいーや!って方は読み飛ばしちゃってください。
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↓イベントトラッキングの基本形 ga('send', 'event', 'カテゴリ名', 'アクション名', 'ラベル名', 値); ↓実際にはこんな感じのコードになります。 ga('send', 'event', 'pdf', 'download') ↓実際にコードを設置するとこんな感じになります。 <a href="http://www.***.com/***/***.pdf" onclick="ga('send', 'event', 'pdf', 'download');">資料はコチラ</a> |
名称 | 型 | 有無 | 説明 |
---|---|---|---|
Category カテゴリ | String 文字列 | 必須 | 操作の対象を設定します。 文字列は自由に設定できます。 smartphone, banner, link, button, pdf etc. |
Action アクション | String 文字列 | 必須 | 操作の種類を設定します。 文字列は自由に設定できます。 tap, click, download, submit etc. |
Label ラベル | String 文字列 | 任意 | イベントを細かく分類する時に設定します。 文字列は自由に設定できます。 類似イベントが複数あり、別々に集計したいときに利用します。 header, footer, main, body, top, bottom, side etc. |
Value 値 | Number 数値 | 任意 | イベント発生時に付与する数値を設定できます。 複数イベントを管理していて、イベントごとに成果ポイントや成果報酬を個別に設定したい場合に使用します。 例えば、問い合わせ10ポイント、資料請求20ポイント、電話タップ30ポイント 等と |
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Google Analyticsでコンバージョンが測定されるところまで確認できれば安心ですよね。
今回はイベントトラッキングの設置方法だけをシンプルに説明しましたが
各項目の詳細な機能は時間と心にゆとりができたら調べてみてください。
基本構造の説明でも軽く触れていますが、
これを応用すればPDFファイルのダウンロードもコンバージョンとしてカウントできるようになりますよ。
このサイトを見てコンバージョン測定がうまくいった方、
情報を拡散して、みんなでしっかり電話番号タップをコンバージョン測定していきましょう!