ちょっと焦った!Google AdWordsのビュースルーコンバージョンが突然0に!その原因は計測方法
こんにちは、藤田です。
2015年の新年1発メェ~です。(未年なだけに)
さて、冒頭のネタ探しの為に「2015年」で検索してみると、
検索候補に「2015年9 月3日」と表示されていたので、
思わずクリックしてしまいました。
そして表示された内容を見て
新年の浮かれムードから一転
一気に絶望の淵に追いやられました。
みなさん知っていましたか?
な、な、なんと、2015年9月3日、人類は滅亡するんです!
高度な天文学を持っていたとされる古代マヤ文明で用いられていたマヤ暦。
そのマヤ暦の最期の日こそ「2015年9月3日」なのです。
今からでも遅くありません。
人生に悔いが残らないように頑張りましょう。
・・・と、それでは本題に入りましょうか。
今回はGoogle AdWordsには『ビュースルーコンバージョン』という、
ちょっと特殊な項目について話をします。
記事の目次
Google AdWordsの『ビュースルーコンバージョン』とは
『ビュースルーコンバージョン』とは、
ディスプレイネットワーク型(リマーケティング型/追跡型)の広告で使用される用語です。
広告は表示されたが、その時はクリックはされず
その後、なんだかんだでコンバージョンに至った場合、
間接的な貢献度を図る為、
クリックされなかった広告をカウントする値のことです。
個人的には、クリックもされていない広告に
“コンバージョン”としての働きとして価値が高いとは思っていないので
『ビュースルーコンバージョン』の項目は、軽く見る程度にしている数値です。
※有名ブランドでは表示されるだけでも意味があるかもしれませんが
自分はそんな有名ブランドの広告は運用していませんので、わかりません。
『ビュースルーコンバージョン』カウントの具体例
何故私が『ビュースルーコンバージョン』の値を参考にしないか。
ユーザーが以下のような行動をとった場合を例に説明します。
広告表示のみでクリックせず
↓
広告表示のみでクリックせず
↓
広告表示のみでクリックせず
↓
広告をクリック
↓
コンバージョン
この場合、Google AdWords上では
ビュースルーコンバージョン:3
コンバージョン:1
とカウントされます。
ユーザーが見ていたかどうかも怪しい、表示されただけの広告に、
表示された回数だけビュースルーコンバージョンがカウントされていくんです。
極端な話ですが、ユーザーがF5を連打して広告を100個表示したあとにコンバージョンしたら
ビュースルーコンバージョン:100
コンバージョン:1
とカウントされるんです。
この値、眉唾物でしょ?
実は変更されていた『ビュースルーコンバージョン』の計測方法
でも2014年11月か12月ごろ、ビュースルーコンバージョンの計測方法(カウント方法)が変わったのです。
変更点は、重複カウントの排除です。
最終的に広告をクリックされてコンバージョンした場合、
それまでのビュースルーコンバージョンは一切カウントされなくなりました。
つまり今は、先ほどのユーザーの行動でコンバージョンに至った場合
重複カウントが排除されるため
ビュースルーコンバージョン:0
コンバージョン:1
とカウントされます。
項目ごとにコンバージョンへの効果がハッキリして良い変更だと思うのですが
私はそれを知らずに2014年12月を運営していたので
これまで2桁あったビュースルーコンバージョンが突然 “0” になってしまい
年明け早々、焦ってGoogleに問い合わせをしてしまいました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分以外にも、ビュースルーコンバージョンの値を見て
同じように焦っていた人がいたんじゃないかと思います。
私の場合、この値は参考にしない!とか言いつつ、
いつもの値が表示されないと焦ってしまうあたり笑えますよね。
今年はもっとドンと構えて仕事ができたらいいなと思います。
それでは本年もどうぞよろしくお願いいたします。