検索キーワードの無駄を見逃すな!10分で出来るGoogle AdWordsとYahoo!スポンサードサーチで機会損失を防ぐ方法
最終更新日:2015/01/08
こんにちは、藤田です。
昨日はクリスマスでしたが、みなさんケーキ食べましたか?
ニュースとかを見ると、ケーキ屋さんもホールケーキが売れずに苦戦していたようです。
我が家も今年はホールケーキではなく、カットケーキを食べたいだけ購入するスタイルになりました。
正直、ホールケーキは食べきれませんからね。
それでは本題です。
自分は社内の広告の運用も担当しているのですが
広告の予算が限られている中でどれだけ成果を出すのか
毎日微調整を繰り返しながら日々奮闘しています。
豊富なプロモーション資金がある場合は良いのですが、
ほとんどの場合は自分のように限られた資金で、
効率よくコンバージョンを稼いでいくことが命題だったりします。
そこで、今回は購入見込みのないクリックを減らす作業を行います。
記事の目次
購入見込みのないクリックは機会損失につながる
購入見込みのないクリックを減らすためには、
除外キーワード/対象外キーワードの追加・設定を行います。
なぜ購入見込みのないクリックを減らす必要があるのか、
説明するまでもありませんが
購入意思のないひとに対して広告費用をかけてしまうと、
本当に買いたい人に広告を表示できなくなってしまい
機会損失につながります。
リスティング広告において、キーワードの見直しは日次業務です。
今回の除外キーワード/対象外キーワードの追加・設定も忘れず日次業務として確認するようにしてください。
リスティング広告の検索キーワードの確認方法
まずは、現状確認です。
あなたが出しているリスティング広告は
どんなキーワードで表示され、クリックされているのか把握していますか?
まず最初に、以下の方法でリスティング広告の検索キーワードを確認してください。
Google AdWordsの場合
Google AdWordsのリスティング広告の検索キーワードの確認方法を紹介します。
キャンペーン選択 > キーワード > 詳細 検索語句「すべて」選択
Yahoo!スポンサードサーチ(リスティング広告)の場合
Yahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチの検索キーワードの確認方法を紹介します。
スポンサードサーチ > キャンペーン管理 > キーワード > 検索クエリーを表示 > すべてのキーワード
除外キーワード/対象外キーワードとは
検索されているキーワードがわかったところで
いよいよ除外キーワードの設定に入るわけですが
そもそも
「”除外キーワード”とか”対象外キーワード”って何???」
って方に簡単に説明します。
『除外キーワード』『対象外キーワード』とは
購入が見込めない検索キーワードを指定して広告が表示されないようにできる
便利な機能です。
Google AdWordsでの呼称が『除外キーワード』で
Yahoo!プロモーション広告での呼称が『対象外キーワード』となっています。
除外キーワード/対象外キーワードの追加・設定方法
検索キーワードを隅々まで確認してください。
その中に明らかに買わないキーワードを発見した場合
すぐに除外キーワードとして追加・登録しましょう。
もしそのキーワードのクリック率が低い場合、
『品質スコア』まで低下する原因になっているので
1秒でも早く駆除しましょう。
例えばこんなキーワードは除外キーワード/対象外キーワードの候補です。
キーワード | 評 価 |
○○○とは | 意味を調べるキーワードです。
購入までは遠そうです。 |
クチコミ/口コミ/評判 | こちらも情報収集の段階で購入まではまだ遠いです。
予算に余裕があれば除外しなくてもいいんですけどね。 |
無料 | お金を払う気ゼロです。
無料のサービスを扱っていなければ除外してください。 |
設定方法/使い方 | 既存顧客がサービスについて調べている可能性が高いです。
新規顧客の獲得に集中したい場合は除外してください。 |
解約 | 既存顧客ですが、さらに購入してくれそうにありません。
このキーワード専用のキャンペーンページを作って解約を防ぐってのも手ですね。 |
求人/就職/転職/仕事/年収 | 検索しているのは将来の同僚ですかね。
求人のニーズがなければ除外してください。 |
類似サービス名、類似ブランド名、類似会社名 | 名前が似ていても、全く別のサービスの場合は除外してください。
『ウォーターサーバー』『ビールサーバー』『レンタルサーバー』等 |
Google AdWordsの場合
Google AdWordsのリスティング広告の除外キーワードの登録方法を紹介します。
キャンペーン > キーワード
画面を一番下までスクロールすると『除外キーワード』のリンクが見えるので、それをクリック。
キャンペーン単位と広告グループ単位で『除外キーワード』の追加ができるようになっています。
Google AdWordsにて除外キーワードに設定してから、検索キーワードを確認すると
こんな感じに表示されるようになります。
こんな表示だったのが
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こうなります。
Yahoo!スポンサードサーチ(リスティング広告)の場合
Yahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチの対象外キーワードの登録方法を紹介します。
スポンサードサーチ > ツール > 対象外キーワードツール
『対象外キーワードを追加』をクリックします。
対象外キーワードはキャンペーン別か広告グループ別に登録することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の除外キーワード/対象外キーワードの追加登録作業は、
無駄な脂肪をそぎ落とす作業に似ています。
でも、脂肪(無駄なキーワード)と一緒に
肉(有効なキーワード)を落とさないようにだけは注意してください。
それでは皆様よいお年を!